UNISSOGRAFF AMBASSADOR No.07

トシャ・マギー(Tosha Maggy)

「このドレスを買ってくだされば、そのお金はアフリカやアジア、また世界のほかの地域の誰かの暮らしを変えます。」

トシャ・マギー / Tosha Maggy (UGANDA) / 認定NPO法人テラ・ルネッサンス アフリカ事業コーディネーター

<インタビューの内容>

1.自己紹介=あなたのご職業とお名前、在住国をおしえてください。

ユニゾグラフアンバサダーのトシャ・マギー

認定NPO法人テラ・ルネッサンスでアフリカ事業コーディネーターをしています、トシャ・マギーです。現在はアフリカのウガンダに住んでいます。
私たちは紛争によって被害を受けた方々の支援をしています。ご存知の通り、アフリカには今も紛争によって苦しめられている国が多くあります。特にコンゴがそうです。私たちは子どもたちが飢餓や紛争の恐怖に脅えることなく、安心して生活ができ、さらに様々な機会が平等に与えられるような環境を整えることを目指しています。

2.ご使用になったユニゾグラフ商品のお気に入りな点をおしえてください。

Unissograff Tea Dress for UGANDA 01をモデルしているトシャ・マギー

 私はすごく今幸せです。このドレスを着ていてとても心地がいいです。私はこのドレスをある日本の方からいただきました。日本からデザイナーの方がグルに来て、ここの子どもたちに自分たちの夢を描いてもらっていました。そしてその絵をデザインしてこのドレスを作ってくれたのです。とても素敵なドレスです。
 私はこの模様が大好きだし色も大好きです。そしてこのデザイン。まるでアフリカ布のようです。生地がとてもいいものなので、これを着て動き回れます。もう少し丈が長かったらもっと良かったですが、私はこの服が大好きです。この服は私をとても魅力的にしてくれます。
 実は私はこれを着て写真を撮り、フェイスブックにあげました。すると友達が「そのドレスどこで買ったの?!」と聞いてきたので私は「ん~。ウェブを見てみるといいよ」と答えました。それはこのドレスはとてもとても素晴らしいからです!きれいでしょ?私はきれいだと思います。
 知っての通り、アフリカでは、このようなカラフルな色は、人々を幸せな気分にしてくれます。だから私たちは明るい色を着るし、そのおかげでいつも明るく笑顔でいられます。
そして、誰もがこれを着ることができると思います。アフリカの色ですが、本当に私は誰もがこのドレスを着ることができると思います。
また、このドレスについてのもう一つのポイント、そしてなぜ私がこんなに大好きか、例えばこのドレスを購入し、着用しましたら、子どもたちの支援となる寄付金がでます。ちょうどテラ・ルネッサンスで私たちがやっていることに繋がります。

3.商品の原画となったユニゾグラフ作品の好きなところをおしえてください。

「平和の足音」

この作品は、日本からデザイナーの方々が私たちが活動するウガンダ北部の街グルに来て、子どもたちに自分たちの夢を描いてもらっていました。加えてグルの子どもたちが毎週末に練習している民族舞踊の足跡を、絵具でシーツに移し取るワークショップも行われました。

ウガンダ現地の子どもたちの民族ダンスウガンダ現地の子どもたちの民族ダンスの足跡ペイントを集めるウガンダ現地の子どもたちの民族ダンスの足跡ペイント
ウガンダ現地の子どもたちの民族ダンスの足跡ペイントを集める

 このドレスにはその足跡をコラージュしたユニゾグラフがプリントされています。とても創造的で素晴らしいドレスです。なぜなら、私はアフリカの子どもたちの夢を身にまとっているのです。

4.ユニゾグラフ活動のどんな内容に共感できますか?

 私たちの理念は、子どもたちが飢餓もなく、平等に教育を受けられる平和な世界に住む子どもたちを見ることであり、そのために私たちは子どもたちを支援しています。
 私は、子どもに対してでも大人に対してでも、誰かのためになること、地域やコミュニティのためになることをすると、とても幸せな気持ちになることを知っています。同様に私の仕事はお金を稼ぐだけじゃなく、仕事を通して、たくさんの人を支援することが私に幸せを与えてくれます。
 もしこのドレスを買ってくだされば、そのお金はアフリカやアジア、また世界のほかの地域の誰かの暮らしを変えます。それらは素晴らしいことです。働いている人々みんながこれを買ってくだされば、私たちはとても安定した世界を目指せると思います。
 本当に多くの人々がご飯が食べられずに死んでいます。一方で、食べすぎの人も多く、残った食べ物は捨てられています。しかし、もし1ドルだけでも出費を節約しほかの誰かのために分け与えることができれば、世界を変えられるでしょう。

5.ユニゾグラフ活動について、今後あなたはどんな風に関わっていただけますか?

 たくさんの方にユニゾグラフの活動を知っていただきたいと考えています。
 私たちは洋服はもちろん、様々なことにお金をたくさん使いますが、そこにつながりを感じることはあまりありません。しかしこのドレスは、購入することが困難を抱えたアフリカの子どもたちの支援につながるのです。
 このドレスを買うことは、アフリカの子どもたちを支援することができるチャンスです。ぜひたくさんの方に購入いただきたいです。

インタビュー提供: TOSHA MAGGY (UGANDA) / Africa Business Coordinator, NPO Terra Renaissance

ドレスデザイン

ユニゾグラフアンバサダーのトシャ・マギーと小川慎吾

UNISSOGRAFF Tea Dress for UGANDA 01

※トシャ氏が着ているドレスは、「最も戦火の激しかったグル市の子どもたちによる愛と平和の民族舞踏」の足跡をシーツに写しとったペイントをコラージュしたユニゾグラフ「平和の足音」を、ドレス用にアレンジし、プリントしています。

<トシャ・マギー(Tosha Maggy) プロフィール>

認定NPO法人テラ・ルネッサンス アフリカ事業コーディネーター

1980年ブルンジ共和国生まれ。幼い頃に母親を亡くし、父親に育てられる。

7歳のときブルンジ内戦の虐殺で父親が殺害され兄弟も行方不明となる。難民として、コンゴ、タンザニア、ケニアと渡り歩き、13歳の時にウガンダへ。

2005年にテラ・ルネッサンスと出会い、「一人 ひとりに未来をつくる力がある」という理念に共鳴し現地職員に。
現在、アフリカ事業コーディネーターとして、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの事業を円滑に進めるべく調整を行いながら、現場での活動に従事。

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