UNISSOGRAFF AMBASSADOR No.06

小川真吾

「子どもたちの絵を通して平和を実現するビジョンに共感。」

小川真吾 / SHINGO OGAWA (JAPAN - UGANDA)　/ 認定NPO法人テラ・ルネッサンス　理事長/ 海外事業部長

＜インタビューの内容＞

1.自己紹介=あなたのご職業とお名前、在住国をおしえてください。

認定NPO法人テラ・ルネッサンスで理事長兼海外事業部長を務めております、小川真吾です。現在はアフリカのウガンダに駐在しています。

2.ご使用になったユニゾグラフ商品のお気に入りな点をおしえてください。

とても着心地がよく、動きやすいです。日本では派手かもしれませんが、アフリカではぴったりです。

3.商品の原画となったユニゾグラフ作品の好きなところをおしえてください。

このデザインは私が今いるウガンダ北部で紛争被害にあった子どもたちの絵がもとになっています。

ウガンダ北部に住む人々は、1990年代半ばから長年紛争の影響を受けています。そして推定38,000人の子どもたちが誘拐され子ども兵として戦わされてきました。また、90%以上の人々が国内避難民としての生活を余儀なくされてきました。何万人もの人々が食べ物や衛生的な水、または薬などの必要最低限のものを手に入れられない状況にいました。

私が2005年にウガンダに来た時、およそ150人が毎日なくなっていました。銃撃や爆弾のような直接的な暴力ではなく、生きるために必要な水や食料、または5ドル程度のマラリアの薬を得られなかったためです。子供たちは普通なら簡単に治療できるマラリアや下痢によって亡くなっていました。たったの5ドルが得られなかっただけなのです。そしてそのうち3分の１以上は5歳未満の子供でした。紛争が起きると影響を受けやすいのはいつでも脆弱な子供たちや女性です。

一方で、16年間ここで働いてきた中で、私自身、脆弱な人々が困難を乗り越え、レジリエンスを高めることで自立していく姿を見てきました。どれだけ困難にぶつかろうと、彼ら彼女らは決してあきらめず、自分たちには自立していく力があると信じていました。私は、みんなそれぞれが素晴らしい未来を作る力を持ってると強く信じているし、私が出会った紛争の被害を受けた子どもたちも、決して望みを捨てず、平和を願って生きています。

先ほどお伝えしたように、このジャケットはそのような紛争被害を受けた子どもたちが描いた絵をもとにデザインされています。そしてこのジャケットの売り上げの一部は、ウガンダにいる紛争の被害を受けた子どもたちを支援するために使われます。みなさんがこのジャケットを買ってくださることで、より多くのアフリカの子どもたちを支援することができればとても幸せです。

4.ユニゾグラフ活動のどんな内容に共感できますか?

子供たちの絵を通して平和を実現するというビジョンを掲げるユニゾグラフに共感いたします。

5.ユニゾグラフ活動について、今後あなたはどんな風に関わっていただけますか?

未来の平和のために、ともに活動出来たらとても嬉しいです。

インタビュー提供: SHINGO OGAWA　(JAPAN) / Chairman & General Manager of Overseas Business Department